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【イタリアンに欠かすことのできない肉料理にマッチするソースとは】

 

 

本格派のイタリアンを提供しているレストランで提供されるお料理には、

食材を引き立たせるソースがかかっていたり和えられていたり、添えられています。

しかし、最近ではホームパーティーなどでもイタリアンは人気があり、

各家庭でもイタリア料理を手作りするケースもあります。

その際、メインディッシュとするのは魚よりは肉派といった方が多く、肉料理にマッチするソースレシピを知っておくと、

肉のみならず、魚や野菜、パスタなどにも応用が利くので料理自慢になれて、おすすめです。

 

▶肉料理に合うソース

イタリアの北西部では、肉料理といえばステーキが家庭料理としても提供されています。

しかも、嬉しいことに、フライパンひとつでお肉を焼き、ソースまで仕上げることができる作り方ですから、

ズボラな方にも無理なくチャレンジができるでしょう。

ちなみに、肉料理の課題となるのは、生焼けという内容ですが、火が通りやすくなるように常温に戻しておくことや、

焼いてからソースを作るまではアルミホイルで包んで保温しておくことでしっかり芯まで火が通ります。

イタリアンの肉料理、ソースとして使う頻度が高いのは『赤ワイン』『バルサミコ酢』『バター』『オリーブオイル』です。

牛ステーキ肉には、赤ワインとバルサミコ酢、バターを使ったソースを合わせるのが定番です。

フライパンで焼いた肉汁を余すことなく使い、風味豊かなソースに仕上げます。

 

▶バルサミコ酢で深い味わい

ステーキにもぴったりのバルサミコ酢は、タリアータというイタリアンにもマッチする調味料になります。

焼いた牛肉を薄く切って盛りつけたところに、バルサミコソースをかけるだけです。

このお料理に使うソースは甘さと酸味が特徴、バルサミコ酢・はちみつ・塩こしょうというシンプルな味付けですから、

お肉の旨味の邪魔をしません。もちろん、お肉のみならず、この調味料なら、

いろいろな野菜と合わせてサラダ風にするのもアリでしょう。

クドいお肉もあっさり食べることができるので、消化吸収の弱い高齢者にもおすすめできます。

 

▶イタリアンカラーのソース

イタリアンに欠かすことのできないソースですが、基本的にイタリアンカラーで仕上げることがあげられています。

先にあげた赤ワインとバルサミコ酢は赤のソースですが、その他でいえば、ミートソースも赤のソースです。

ひき肉とフレッシュなトマトを使ったり、手っ取り早い方法としては

トマトの水煮やトマトケチャップを使うのも良いでしょう。ひき肉の旨味、トマトの酸味、

そこにウスターソースを加えるだけで日本人好みの味わいにもなります。ミートソースは、パスタをはじめ、

ラザニアにも利用できます。イタリアンカラーとして次に白といえば、ベシャメルソースではないでしょうか。

いわゆるホワイトソースになりますが、家庭では既製品を利用しても良いでしょう。

グラタンには欠かせない濃厚なソースです。最後は、緑です。

ボッリートミストというイタリアンに欠かせないのがサルサヴェルデです。

これは、イタリアンパセリをふんだんに使ったソースになります。

香りが豊かで、コクを出すためにパルメザンチーズを加える場合もあり、グリル野菜やローストしたお肉、

たんぱくな白身の魚料理にもマッチする味わいがポイントです。

 

イタリアン料理と聞くと、なんだか手が込んだ料理とイメージしがちですが、フライパンで簡単に作れたり、

既製品を使ったりと、応用もききます。また、素材を活かした味付けである他、彩りを豊かにしてくれるため、

貧素なテーブルにもなりにくいと言います。手を抜いても本格的な味を提供できます。