私たちが食べた食品は、身体の組織をつくり、調子を整え、エネルギー源になります。イタリアンは多くの種類の食品を組み合わせるお料理もあります。それにより、バランスのとれた食事になります。意外にもイタリアンはヘルシー食でもあることをご存じでしょうか。

 

この記事ではヘルシーなイタリアンについてご紹介します。

 

イタリアの代表的な食べ物

・生ハム
・ピザ
・パスタ
・フォカッチャ
・カルパッチョ
・ミネストローネ
・カプレーゼ

 

など、イタリアには肉、魚、野菜、穀類、油脂といった食べ物が目立っていることが分かります。では、イタリアンの人気料理からヘルシーなメニューを見ていきましょう。

 

前菜

イタリアンは前菜から提供されることが食事のマナー。前菜は軽めのサラダ、チーズやサラミなどの盛り合わせなどが提供されます。

 

モッツァレラチーズとトマトのサラダは人気のイタリアン。シンプルにオリーブオイルでいただくカプレーゼという料理です。ほかにも、ルッコラとパルメザンチーズのサラダなどもおすすめです。

 

イタリアンカラーのルッコラは、苦めの葉物野菜です。消化液の分泌を促してくれるので、食事を始める前菜にうってつけのメニューになります。

 

メイン

メインは肉・魚、どちらかから選ぶことができます。肉料理の場合には脂肪分が少ない部分を選ぶようにしましょう。

 

サーロインステーキよりヒレステーキ、チキンならもも肉より胸肉というヘルシーな部位をお料理してもらいましょう。なお、脂肪たっぷりの牛肉の代わりに子牛肉を使うのもOKです。

 

また、調理でもヘルシーに仕上げることができます。脂をほどよく落とすグリル調理や煮込み料理がおすすめです。ミラノ風チキンは揚げ物なので高カロリーになりがちですので注意しましょう。

 

肉より魚が好みなら白身魚を選ぶのも良いでしょう。バランスのとれた組み合わせとして人気の料理は「アクアパッツァ」です。魚介や野菜もたっぷり摂取でき、お腹も心も満たされる一皿です。しかも、肉より魚のほうがカロリーも低めです。

 

パスタ

イタリアンといえばパスタは外せないメニューです。一人前80g〜100gを目安にオーダーしましょう。ヘルシーさを求めるなら「ソース」がポイントです。

 

アラビアータ

トマトソースベースのソースにスパイシーさが加わるので代謝アップに繋がります。

 

カルボナーラ

クリームベースのソースで生クリーム、卵黄、コク出しのチーズを使うのでカロリーも高め。

 

ペペロンチーノ

オイルベースのソースでオリーブオイルをたっぷり使用します。ですが、エクストラヴァージンオリーブオイルは健康に良い脂です。ヘルシーではなくともさまざまな健康効果をもたらすので、積極的に摂取したい食材です。

 

もっともイタリアンらしい料理がお望みなら、トマトとシーフードの組み合わせはおすすめできます。ベーコンやひき肉などの肉より脂肪が少なく、健康的なパスタです。

 

デザート

最後にデザートが登場します。ジェラートとアイスクリームならどちらがよりヘルシーでしょうか。この場合、クリームからできているアイスクリームではなく、ミルクからできているジェラートを選びましょう。

 

ほかにも、イタリアンのお店によって甘いソースの代わりにコーヒーのショット （アフォガード）をかけたデザートを提供してくれることもあります。糖質を抑えるためには、甘いより苦めのデザート選びもポイントです。

 

おわり

イタリアンカラーのメニューを選ぶことにより、イタリアを堪能することができます。その際は、調理法や調味料に目を向けてより健康的な料理を選んでみてください。