【イタリアンにもご飯ものがあるの?名前からイメージがつくの?】
イタリアンを提供するレストランなら、メニューもバリエーション豊富ですし、
横文字で明記された名前にイメージがつかないのなら、コースやおまかせでオーダーするのが一法です。
パスタやパンを主食としているイメージですが、ご飯もののメニューもあるのでしょうか。
■イタリアの各地方
イタリアンといえば、やはりイタリアンカラーの食べ物のイメージがあるでしょう。
トマト、オリーブオイル、チーズ、バジルなどを使ったイタリアンが提供されています。
肉、魚、野菜に合わせるのですが、こうした食材のおいしさを活かすためにイタリアンはシンプルな味付けが特徴です。
ちなみに、イタリアンは20州で構成されているので、日本にオープンするレストランでも食文化の違いにより、
提供するメニューも大きく異なります。ミラノなどの北部は、煮込み料理、チーズを使った料理を提供していますが、
ローマなどの中部は美食の街としても周知されており、カルボナーラが有名です。
ナポリなどの南部はトマトやオリーブオイルをふんだんに使うお料理が得意で、
いわゆるナポリ風ピッツァのマルゲリータ、魚介のアクアパッツァは代表的なお料理です。
■ご飯もの
イタリアンレストランではパンやパスタが定番ですが、ご飯ものもないワケではありません。
イタリア米は重要な食材になっています。小麦粉を原料とするパスタやピッツァは日本では定番ですが、
本場イタリアでは米で作るご飯ものもよく食されています。
名前が出てこないとしても一度なり耳にしたことはないでしょうか、
「リゾット」もイタリアンのご飯ものとして食べられています。また、夏にはライスサラダにしたり、
南部ではご飯ものとして具を詰めて揚げたライスコロッケも家庭の味として定着しています。
ライスコロッケは、ミラノ風カツレツやミラノ風ドリアからヒントを得たともいわれています。
また、イタリアではチーズもお米と同じくらい重要な食材となり、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ、
モッツアレラなど良く聞く名前のものもあります。このチーズをたっぷり使ったチーズリゾットもご飯ものになります。
ちなみに、ご飯ものを食べるときには、イタリア人はパスタを注文することはありません。
リゾットはコースの一皿として提供されていますからリゾットを食べるならスープと前菜のサラダとなります。
■定番メニューと創作料理
日差しが強くなり、夏らしくなるとイタリアでよく提供されるご飯ものは「インサラータ・ディ・リゾ」という
名前のお米を使ったサラダです。さっぱりとしており、食欲がなくとも胃に負担をかけないといいます。
また、あっさりしているため、生ハムなどの肉類とも相性がよいのも魅力です。
リゾットという名前の前には食材を組み合わせているため、どんなリゾットなのかがひと目で分かるようになっています。
チーズリゾット、トマトリゾットなどが一例です。また、名前がないお料理もあります。
創作料理がそのひとつ、例えば、アクアパッツァのダシにご飯を投入したお料理もあります。
トマトソースパスタのソースをバターライスと合わせて
たっぷりのチーズをかけてオーブン調理をするドリアも創作料理のひとつです。
ちなみに、カルボナーラソースとミートソースをかけ合わせたのがミラノ風ドリアだとも言われています。
さらに、お米のデザートもシェフ考案として名前をつけており、ミルクで煮て冷やして頂くドルチェもありますし、
濃厚な卵を使ったライスプディングなどが提供されています。
イタリアン料理は名前を知らずともイタリアらしい食材が使われているので、ハズレをひくことは少ないでしょう。
愛知県安城市の洋食イタリアンSPACE
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