■健康的な国

世界でも健康な国としてランキングが発表されたことをご存知でしょうか。

ノミネートされたのは世界163ヶ国で、

その中でイタリア人が健康な国民というランキングが発表されています。

しかも、日本人も健康寿命が謳われていますが、

それより勝るのがイタリア料理を食しているイタリア人となります。

健やかな国民がいる国ではどんな食材が用いられているのかといえば、

古くから食されているものばかりです。

 

 

■イタリアンの食材

イタリアンといえば、生ハムや生サラミ、野菜サラダという前菜から始まり、

メインにはパスタやピザがレストランでは提供されています。

パスタにもピザにもベーコンやソーセージなどが使われていますし、

日本でも馴染みの深いミートソースパスタには牛のひき肉がたっぷり使われています。

コース料理となるなら、食後にはワインやエスプレッソなどが振る舞われていますが、

こうした食材はハイカロリーなはずなのに、イタリアンは健康フードだと言われています。

その理由としては、こうしたハイカロリーをカバーしてくれる食材が使われているからでしょう。

イタリアンの代表といえば、「オリーブオイル」でしょう。

前菜からメインに至るまで、オリーブオイルがたっぷりかけられています。

このオリーブオイルも、ピュアオイルを使用するのが健康の秘訣です。

コレステロール値を低下させたり、抗酸化作用があったり、整腸作用までがあります。

しかも、日本でも食用としてだけでなく、スキンケアやサプリメントとしても利用されています。

ですから、健康美にも適した食材であることが謳われているのです。

イタリアンには野菜が沢山使われていて、ドレッシング代わりにオリーブオイルが使われていますし、

パンにはバターよりオリーブオイルをかけて食べる割合も多いといいます。

さらに、オリーブの実は食べることができ、

ワインのつまみとして食べたり、ピザのトッピングにも使われています。

 

 

■イタリアンカラーの赤

赤の食材は健康の色だと言われています。

イタリアンといえば、トマトが欠かせない野菜です。

トマトは健胃作用がある他、血圧を下げたり抗酸化作用もあるので、

アンチエイジング効果が謳われています。

食べ方としては、生のまま、トマトとモッツァレラチーズでカプレーゼにして頂きますが、

ここにも先にあげたようにオリーブオイルがかけられます。

さらに、トマトは煮込んでトマトソースやスープとしても堪能されています。

また、こうした料理にもオリーブオイルが使われていますが、

抗酸化作用の効果を発揮させる組み合わせとして相乗効果が謳われています。

食べ合わせ、組み合わせによって健康的なイタリア人が多いのではないでしょうか。

また、赤といえば「ワイン」もあります。

ワインも適度に飲むことにより健康的になれます。

イタリアンでもワインと相性のよい料理がたくさんありますが、

やはりつまみになるサラミや生ハム、チーズなどが取り入れられています。

ワインにはポリフェノールがたくさん含まれています。

言わずと知れた抗酸化作用が期待できるのですが、

白ワインよりも赤ワインのほうが健康にはよいと言われています。

また、イタリアンでは、ワインを温めてホットワインとしても堪能するといいます。

風邪予防にも利用されており、シナモンや蜂蜜などの風味をきかせるのがポイントだといいます。

 

 

イタリアンは健康に適した食材を使用していることが多いことがわかりました。

イタリアンには他にも、

チーズやバジルをはじめとした野菜などが含まれたお料理がたくさんあります。

そのどの食材も健康食となります。

また、薄味でもしっかり味がついています。

塩分にも注意ができるからこそ、健康的な国民が多いのではないでしょうか。