イタリアンを味わう!本場と違う!?イタリアのパスタ
リーズナブルな価格の洋食レストランでは日本人好みの味わいに仕上げた「イタリアン」が提供されます。本場の味わいを堪能できるレストランではイタリア人が納得する味わいに仕上げた「イタリア料理」を提供します。
「味」「価格」「サービス」などに違いもありますが、本場でも堪能できるパスタにスポットを当ててみたいと思います。ぜひ、レストラン選びやメニュー選びの参考にしてください。
イタリアンの特徴
イタリア料理は、地方色豊かな料理が多く、オリーブ、トマト、バジルなどの野菜をおいしく調理します。地中海沿岸では魚介類もよく食べますが、日本人になじみ深いタコやイカを使うのもイタリア料理ならでは。
また、イタリア人は家族揃っての食卓を大切にしています。
フレンチとイタリアンの違い
また、フレンチレストランとイタリアンレストラン…どちらがどのように違うのかがイマイチ分からない。という日本人も少なくありません。
確かに、日本人から見ると、どちらも洋食に変わりありません。
イタリアンはオリーブオイルやバルサミコ酢を使い、食材本来の味を重視します。郷土料理や地方色の強い料理を守り続けています。一方フレンチは、バター、生クリーム、ブイヨンをとってソースを重視しています。食材にアレンジを加えた料理を得意にしています。
パスタの発祥国
パスタ発祥国はイタリアです。農民〜貴族までが堪能する国民食で、その起源はローマ時代だと言われており、現在のラザニアの原形のような麺から始まったと伝わっています。
パスタの種類
イタリアンパスタと一口にいっても、現存で500種類以上と言われています。パスタは地方によって同じ種類でも呼び方が変わり、分類の方法も定まっていません。
マカロニ、ペンネ、スパゲッティ、ラザニアなどのイタリア語での麺食品の総称としてパスタと呼ばれています。
・スパゲッティ
・フェデリーニ
・カッペリーニ
・リングイネなど、麺の太さや形状もさまざまです。
例えば、日本人にもなじみの深いフィットチーネ。それよりさらに細いパスタはタリオリーニといいます。フィットチーネよりも幅広ならパッパルデッレというロングパスタに。
幅が広いパスタはクリームソースやチーズソースなど、濃厚なパスタソースによく絡みます。
ナポリタンについて
本場のイタリア料理店のメニューを見てみると、日本人になじみ深い「ナポリタン」がないことも。ナポリタンは、トマトケチャップで味付けをし、炒めたピーマン、玉ねぎ、ウィンナーと絡めた日本独自のスパゲッティです。
日本生まれなので、本場のレストランではメニューに載っていません。日本人の舌に合わせて作られており、洋食レストランや喫茶店の味として愛される定番のパスタ料理です。
なお、日本人になじみ深いカルボナーラについてもご紹介しましょう。カルボナーラは、パスタの本場イタリアでもメニューに載っています。
しかし、イタリアで提供されるカルボナーラは濃厚でチーズ感が強い日本のカルボナーラとはだいぶ違います。本場イタリアのカルボナーラソースは、卵とチーズ、黒こしょうと、とてもシンプルです。生クリームは入りません。
このように日本人向けに味付けを変えたイタリアンパスタは、イタ飯屋となる洋食レストランにて提供されます。
パスタソース
パスタソースをつくりますが、食材を十分に活かすのがイタリアンならではです。
なので、オイル系ならオリーブオイルにこだわります。トマト系ならフレッシュなトマトに。クリーム系ソースならチーズやにこだわります。
調味料を組み合わせて複雑なソースに仕上げないのも、フレンチとの違いです。
おわりに
本場イタリア料理も魅力ですが、地域色豊かなイタリアンパスタをぜひ、洋食レストランで堪能してみてください。
愛知県安城市の洋食イタリアンSPACE
店舗名:洋食イタリアンSPACE(スペース)
住所:〒446-0071 愛知県安城市今池町1-10-12 トシマビル1F
TEL / FAX:0566-95-0044
営業時間 :月・火・木 ・日 17:00~24:00 / 金・土 17:00~27:00 定休日:水曜日