ハーブには多くの種類があります。
ハーブは、香りづけ、色付け、辛みなどの役割があります。

ハーブは料理にとって必要不可欠な存在ですね。
料理にハーブを使うことで、肉や魚の臭み消し、食欲を増す役割があります。
カレーなどスパイシーな料理では辛み付けなど料理の味を引き締める役目もあります。

ハーブを使うことで料理は何倍にも美味しく変身します。

ハーブとスパイスの違いについて

イタリア料理には、魚、肉、野菜、チーズと多くの食材が使われます。
煮込やグリル料理などイタリアンにハーブは欠かせません。

ローズマリーや、オレガノ、バジルだけでイタリアンな香りを感じることができますよね。
スパイスとハーブという言葉。これらは、何が違うのでしょうか。

スパイスは、熱帯アジアから陸路と海路でヨーロッパにもたらされたと伝えられます。
スパイスとして一般的なものにクローブ、ナツメグ、シナモンがあります。

これらはヨーロッパ地域で栽培することができない植物の根や茎、樹の皮、果実や種子です。
古く大航海時代以降、中南米からやってきたもので乾燥した状態です。

一方、ハーブはヨーロッパの山野に自生するオレガノ、バジル、タイム、パセリ。
これらの葉っぱや花は食用や薬草として生活に取り入れられたものです。

また、自家栽培することで身近にしてきました。
ハーブの定義はさまざまですが香りを持ち、料理に役立つ植物と言われます。

スパイスは乾燥を使用します。
一方、ハーブは生、乾燥という２つの状態で利用できます。

イタリアンに欠かせないハーブについて

イタリアンには種類豊富なハーブが使われます。
イタリア料理に欠かせないハーブの種類は何でしょうか。

バジル、ローズマリー、イタリアンパセリー、オレガノ、ミントの5種類が
イタリアンに欠かせないハーブと言われます。

イタリアンは調理方法、見た目もシンプルな料理が多いです。
このシンプルさにハーブを加えることでイタリアンを美味しく見せ
料理を引き立ててくれるのではないでしょうか。

特に、イタリアンに欠かせない種類のハーブはバジルでしょう。
バジルはピザやカプレーゼという非常にシンプルなイタリアンに欠かせません。

バジルの緑とトマトの赤だけでイタリアンを強く感じることもできます。
また、バジルはオリーブオイルと混ぜバジルソースにしパスタなどにも使われます。

ハーブは本来料理の脇役として使われますがバジルは主役にもなるハーブです。
ローズマリーもイタリアンで出番が多いハーブです。

ローズマリーは種類が多く薬効があると知られています。
抗酸化成分があることから若返りのハーブとも言われます。

ローズマリーは料理だけに限らず、ハーブティーなどにも使われる万能なハーブです。
バジルと同じようにオレガノもイタリアンの香りを感じさせるスパイスのひとつでしょう。

オレガノは不思議なことに栽培された土地によって味や香りが違います。
乾燥し気温が高い地域で育てられたものは刺激が強くなります。

オレガノは古代ギリシャでは薬としても活用されていたそうですよ。

ハーブの自家栽培について

イタリアンに欠かせないハーブですが、ご自宅でハーブを育てている方もいるでしょう。
ハーブは庭がなくても、プランターで栽培できる点も手軽ですね。

ハーブの栽培方法は簡単で基本的に日当たりがよい環境であれば室外、室内どちらでもよいとされます。
ハーブの種類によって水の与えすぎに注意した方がよいものがあります。

このことから、栽培したいハーブ毎にプランターを変えることをおすすめします。
それぞれのハーブに適切な方法で栽培するとハーブが元気に育つでしょう。

イタリアンで、ハーブは重要なアイテムです。
ハーブがあることでイタリアンらしさを演出し華やかさも添えます。

また、ハーブは簡単に栽培することができるため、自宅栽培してみてはいかがでしょうか。
ハーブを添えることで食欲が増しシンプルな料理も華やかに見せてくれるでしょう。