◎アヒージョに食べ方なんてあるの？

レストランや、barなどでよく見るアヒージョ。
家庭でも簡単に作れることもあり、人気のメニューのひとつですが食べ方があります。
アヒージョのオイルって残しがちですよね？単に具材を食べればいいのでは？パンに具材を乗せて食べればいいのでは？
いいえ、これらは実は正しい食べ方ではないのです。
アヒージョは、オリーブオイルで好みの食材を煮込む料理。
味付けはシンプルになっていますが、ニンニクと鷹の爪の味はもちろんのこと、
具材から出た旨味エキスがオイルにはたっぷりと入っています。そのため、このオイルもまた一段と美味しくなっています！
そんなオイルを堪能する正しい食べ方があります。
アヒージョを頼んだときに付いてくるパン。絶対と言って良いほど、付いてきますよね？
それもそのはず。まずはこのパンにオイルをたっぷり付けて食べるのが正しい食べ方なんです。
アヒージョは、具材から食べがちですが、実は正しい食べ方では具材を食べるのは最後なんです。
付いてくるパンのほとんどはカリカリのパンです。
カリカリのパンに旨味エキスたっぷりのオイルを付け、ほどよくじゅわーっとなったパンはとても美味しいです。
アヒージョが大きい器のままの提供で取り分けられていない場合はスプーンですくい、パンにオイルを付けて食べます。
食べる人毎に小分けになっている場合は、スプーンですくってオイルを付けてもいいですが、
器の中のオイルにパンを浸して食べてもマナー違反にはならないので安心して食べてください。
アヒージョは、具材を楽しむものだと思ってませんか？
実はスペインではオイルを残さず食べるのもマナーなんです。
今までパンに具材を乗せたて食べただけで満足してた方もオイルまで頂いてみてください。

◎具材は何が美味しいの？

アヒージョはどの食品を入れても合います。よく見るのは、海老やキノコなどのアヒージョ。
ですが、お肉ももちろん合いますし、野菜も合います。とにかくアヒージョには何を入れても美味しいです。
食べ方は、どんなアヒージョでも同じく、オイルまでたっぷりと頂きます。
スペインではパンだけではなく、揚げ菓子のチュロスなどと一緒に食べることもあるそうです。
オイルをたっぷり頂くので、やはり付け合せにはカリカリのパンなどが美味しいです。
お店によっても具材の違うアヒージョ。
家庭でアヒージョをやる際には、余ってるパンをトースター、
もしくはフライパンで焼いて食べるとお店と同じような食べ方ができますし、
家庭では余り食材で作ったとしても美味しく頂けます。

◎あれ？具材はいつ食べればいいの？

まずはオイルにパンを付けて食べるのが正しい食べ方だとお伝えしました。
じゃあ具材はいつ食べるのか？
実は、具材は一番最後に食べるのが正しいです。
先程お伝えした通り、まずはオイルをたっぷり付けてパンを食べます。
この旨味エキスたっぷりのオイルを堪能したあとにようやく、残っている具材を食べます。

アヒージョの正しい食べ方だなんて言われ、
自分の食べ方は間違っているのかな？正しい食べ方って難しそうだなんて思ったかもしれません。
ですが、アヒージョの正しい食べ方はとても簡単です。いつもの食べ方の順番を少し変えるだけ。
残していたオイルも全てたっぷりと堪能するだけ。
たったのこれだけで今まで以上に美味しく頂けて正しい食べ方ができます。
家庭でしたら残ったオイルはアレンジが出来ます。しかしお店ではなかなか難しいです。
なので、なるべく正しい食べ方で残さずに美味しく食べる。これを覚えておいて美味しいアヒージョを堪能してください！