イタリアンに合わせたい 食事の質を高めさせるワインの選び方
イタリアンを食べる際、お料理にワインを合わせる方も多いと思います。しかし、イタリアンについてあまり詳しくないなら、ワインのメニュー表を見ても選びにくいでしょう。
そこで今回は、イタリアン料理に合わせるワインの選び方についてご紹介します。コツさえわかれば、あとはイタリアンを楽しむだけです。ぜひ、参考にしてみてください。
イタリアンの基本的なコースについて
格式高いイタリアンレストランで提供されるランチ・ディナーは、コース料理がメインです。
コースをオーダーすると、以下のような流れでテーブルにお料理が提供されます。
アンティパスト
アンティパストは、前菜です。サラダやカルパッチョなど、軽めのメニューが多いです。
プリモピアット
プリモピアットは第一のお皿という意味で、メイン料理の前のお料理です。パスタやリゾット、ピッツアなどになります。
セコンドピアット
こちらは、第二のお皿を意味し、肉や魚のメイン料理です。イタリアンレストランごとに地域色もあり、内陸に近いレストランでは肉料理を、海岸地方では魚料理をセコンドピアットとして提案している場合が多いです。
ドルチェ
ドルチェは、デザートのこと。地方によって焼き菓子、ケーキ、プリンなどがあります。
このような順番にてコース料理を提供しています。
コースに合わせるワイン
では、それぞれ提供される順番にて合わせるワインを見ていきましょう。
アンティパスト
前菜は、軽めのものが多く、次のお料理に合わせてスッキリした味わいのスパークリングや白ワインを選びましょう。
プリモピアット
300種類以上とも言われるパスタはイタリアン料理の代名詞でもあり、米かパスタが多いです。そのため、重すぎないように、赤・白どちらもさっぱりしたものを合わせてみましょう。
セコンドピアット
しっかりした味わいのお料理が多いので、ワインはフルボディを(赤ワイン)。深みがあり、複雑で奥行きがあり、長期熟成しているのが特徴になり、濃い味のメインに負けません。
なお、メインが魚料理の場合もあるため、ソムリエがいる場合には合うものを相談すると安心です。
ドルチェ
コーヒーやエスプレッソなどの食後の飲み物は、ドルチェを堪能したあとに注文するのが一般的です。イタリアンレストランによっては、デザートワインを提供していることもあります。
もしも、用意されていないなら、甘口ワインを合わせると甘いドルチェとの相乗効果で美味しくいただけます。
ランチに合わせる
なかなかランチタイムにコースは重たい…という方もいるでしょう。気軽にイタリアンを楽しむなら、パスタランチもおすすめです。
というのも、本場イタリアでもパスタとワインは王道の組み合わせだからです。そのため、ランチタイムにはパスタ一皿を提供するレストランも多いです。
なお、パスタの種類もソースのバリエーションも豊富ですから、合わせるワインには選び方のコツもあります。
それが、ソースの色です。たとえば、アラビアータ、シーフードを加えたペスカトーレ、ミートソースパスタなどはトマトの赤が使われています。色合わせから言えば、赤ワインです。
ほかにも、無色ソースのペペロンチーノには白ワインです。口を爽やかにリセットしてくれる効果もあります。同じく、白いソースのカルボナーラは重めの白ワインを選ぶとマッチします。
おわり
イタリアンレストランと言っても、地方ごとに特徴はさまざまです。地域色豊かなお料理に合ったワインを注文することで、食事の質がワンランクアップします。
選び方が難しいと感じるなら、ソムリエに聞くことで解決できますよ。まずは、食事を楽しむためにもプロによるサービスを活用してはいかがでしょう。
愛知県安城市の洋食イタリアンSPACE
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