野菜は、栄養素が豊富でありながら低カロリーであることから
貴重な食品とされ特に女性から人気が集まっています。

 

近年では、女性に限らず健康志向や美容に対する意識から
野菜に対する注目が集まり積極的に摂ろうという傾向が強いですね。

 

栄養が豊富で低カロリーといったメリットがたくさんあるように感じる野菜ですが
調理方法によっては摂れる栄養素や量が変わってきてしまいます。

 

野菜は、生で食べることが一番栄養素を豊富に摂れるのではないかと思われがちです。
しかし、生野菜が一番栄養素を摂れるということでもないようです。

 

野菜の種類によっては、茹でる、油で炒めるという調理を加えることによって
野菜の栄養素を引き出し、より効果的に摂れる場合があります。

 

野菜を加熱調理することについて

野菜は、茹でる、油で炒めるなど加熱することによって
栄養素を効果的に摂れる場合もあります。

 

イタリアンなどで提供される温菜サラダは
野菜の栄養素を摂るといった点において最適な食べ方とも言えるのではないでしょうか。

 

温菜は、野菜を蒸す、茹でる、電子レンジなどで加熱するという作業がされた野菜です。
野菜を加熱することで、生のままでは食べにくい種類の野菜も食べやすくなります。

 

例えば、玉ねぎやピーマンなどは生のままでは苦い、辛いなど食べにくいですよね。

 

しかし、加熱することで野菜の甘みが増して食べやすくなるでしょう。
また、生のままでは固くて食べにくいブロッコリーやカリフラワーも
加熱することで食べやすくなるというメリットがあります。

 

しかし、野菜の種類によっては
加熱することでビタミンやミネラル成分が破壊され流れ出てしまうこともあります。

 

このような場合は、野菜スープにする、電子レンジを利用した加熱方法にすることで
野菜の栄養を逃すことなく摂れます。

 

野菜を炒めるときに少量の酢を加え加熱することで
野菜の持つビタミンCの破壊を抑えることができます。

 

このように少しの工夫によって野菜の栄養素を壊すことなく
しっかり摂れることができます。

 

野菜の中には加熱することにより
体内での栄養の吸収率がアップされるものもあります。

 

このように野菜は生で食べるのではなく温菜にすることで
栄養吸収率アップや食べやすさなど多くのメリットがあります。

 

イタリアンの中に使われる温菜

日本人には、イタリアンが好きという方も多いのではないでしょうか。
イタリアンにはサラダに限らず温菜を利用したメニューが豊富にあります。

 

例えば、バーニャカウダのように温菜をオリーブオイルやニンニク
アンチョビなどで作った温かいソースにつけて食べるメニューです。

 

バーニャカウダはサラダのように見えますが
イタリア・ピエモンテ州の鍋料理です。

 

生野菜も一緒に食べますが、じゃがいもやさつまいもなどのいも類
ブロッコリー、アスパラガス、オクラ、かぼちゃ、にんじんなどは
蒸してから温菜としてテーブルに並べます。

 

このようにイタリアンのメニューには
温野菜をさまざまなスタイルで食べることがあります。

 

また、イタリアンサラダは比較的シンプルな調理スタイルのサラダが多いですね。
温菜をそのまま食べるより、温かいソースやハーブが入ったドレッシングで食べることで
味の変化を楽しみながらたくさんの温菜を食べることができるでしょう。

 

イタリアンのメニューには
温菜にイタリアンドレッシングなどをかけて食べるサラダがあります。

 

イタリアンドレッシングには、にんにくやハーブを使っているので
サラダに限らずさまざまな料理に使えるドレッシングです。

 

イタリアンのサラダの特徴は、温菜や生野菜と魚介類など多くの具材を
オリーブオイルやバルサミコ酢をベースとしたドレッシングで食べるものがあります。

 

他には、チーズ、ルッコラ、バジルなどのハーブと一緒に食べるサラダなど
イタリアンサラダの種類は豊富です。

 

まとめ

私たちが好きなイタリアンには
温菜や魚介類などさまざまな具材を一緒に食べるサラダなどの前菜が豊富です。

 

健康によいとされる野菜は熱を加えて温菜にすることで食べやすくなる
より効果的に栄養を摂ることができるなど多くのメリットがあります。

 

温菜にすること、ドレッシングなどと組み合わせることで
苦手だった野菜も抵抗なく楽しめるのではないでしょうか。