スペイン料理ではおなじみですが、最近ではイタリア料理のお店でもメジャーになりつつあるのが「アヒージョ」です。

女子会で注文される確率も極めて高いほど人気のメニューですが、

最近ではホームパーティーでも楽しむケースがあり、定番の具材はもちろん、

自宅だから試すこともできる変わり種となる具材も注目されています。

 

アヒージョとは

アヒージョとはどんなお料理なのかといえば、オリーブオイルの産地として知名度のあるスペイン料理です。

オリーブオイルで食材を煮込んで作る小皿料理です。

本場での具材のバリエーションはそこまで多くないようで、海鮮・肉・野菜という定番の食材を用いるようです。

オリーブオイルをたっぷり含ませるので、ニンニクや鷹の爪などを一緒に煮込むなど、オイルに味をつけることが大半です。

スペインではこのオリーブオイルも残さず食すのですが、バゲットやフォカッチャなどのパンにつけながら食べたり、

残ったオリーブオイルをパスタに絡めるのも本場で食されている方法です。

 

定番の具材とは

アヒージョの定番となるのは、旨みと香り、食感が楽しめるエビなどの海鮮を使ったアヒージョです。

ぷりぷりの食感になったり、濃厚な味わいになるようで、噛めば噛むほど旨味が口いっぱいに広がるといいます。

また、アヒージョはご飯のお供というよりは、ワインとセットで堪能するお料理です。

ですから、ワインにマッチする食材を選ぶ傾向にあります。

アンチョビをオリーブオイルに加えてから作るのはタコやカキなどの組み合わせです。

タコは固くなるイメージですが、オリーブオイルの作用により、長く煮込むことで柔らかく仕上がります。

 

変わり種としておすすめは

定番食材は海鮮ですが、変わり種アヒージョとしておすすめはあるでしょうか。

基本的にオリーブオイルにマッチするのであれば、どんな具材もおすすめです。

例えば、海鮮アヒージョがあるのですから、

栄養価があり、はじめから調理済みとなる「サバ缶」アヒージョもおすすめです。

サバ缶は水煮がおすすめで、非常食といったイメージがガラッと変わりオシャレなお料理に変化します。

また、変わり種具材として「しらす」もおすすめです。

これにはジャガイモとの組み合わせがイチオシ、塩気が相まって旨味がじゃがいもに移ります。

粉チーズをふりかけることで和テイストも洋風に変化させられます。

他にも、じゃがいもに組み合わせるなら、「明太子」のアヒージョもおすすめです。

オリーブオイルと相性の良いじゃがいもに、プチッとした食感の明太子はお酒がすすむようです。

火の通った明太子を崩して、バケットなどにジャムみたいに塗り広げるだけで明太フランスみたいに生まれ変わります。

変わり種の具材として和風でも考えてみましょう。

例えば、どんな味わいにも変化できるのは「お餅」です。

日本でいうところの揚げ餅になります。

他にも、「たくあん」などのお漬物も絶品だといいますが、これはご当地グルメに漬物ステーキがあるくらいですから、

塩っけが日本酒などに合うのではないでしょうか。

 

まとめ

このようにアヒージョはスペイン料理ですが、オリーブオイルと組み合わせる具材は、

海鮮や肉のみならず加工食品であっても問題ありません。

オリーブオイルで煮込む調理がアヒージョという定義になるでしょうから、

オリーブオイルに溶け出てしまわないなど、崩れにくい具材であれば、ホームパーティーでも気軽に楽しめるでしょう。

もちろん、オリーブオイルは健康に良いので、そのまま飲むことができますが、

塩気がある食材を煮込んだ場合には塩分過多にならないように注意しましょう。