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イタリアンのパスタの種類と、よく合うソースの色々


 

昭和の時代からバブル期にかけて大きなブームになったイタリアン。

中でもクローズアップされたのはパスタ料理でした。

日本人には元々そばやうどんなどの長い麺類を好む文化があり、

さらにラーメンブームの相乗効果で

スパゲッティを中心にあっという間に市民権を得たのは記憶に新しいところです。

しかしパスタには、他の麺類にはない豊富なバリエーションがあります。

では本場イタリアではどんなパスタが作られているのでしょうか。

 

 

パスタの定義と特徴

パスタは「粉を使った練り物」全般を指す言葉です。

したがって揚げた一口スナックだとか、タルトを地方によってはパスタと呼ぶ場合もあります。

材料は主にあらびきの小麦粉(セモリナ)で、胚芽などを丸ごとひいた全粒粉タイプもあり、

全粒粉はちょっと甘めに感じる味です。

 

 


形だけで数百種、多用なパスタの種類

イタリアンの代表選手であるパスタ、

中でもエース級の「スパゲッティ」はここでは割愛するとして、

あまり見慣れないものをご紹介します。

 

スピラーレ(Spirale)

メーカーによってエリーケやフジッリと名称に差があります。

その通りらせん(スパイラル)状をしたバネのようなパスタで、バネの溝によくソースが絡まります。

 

トルテッリ(Tortelli)

まん丸の水餃子のような見た目で、ラヴィオリもこの仲間です。

作り方も中に野菜やひき肉などを詰めてゆでるだけと、

ご家庭で餃子を作る習慣がある方にはなじみやすいパスタです。

 

ニョッキ(Gnocchi)

主に裏ごししたじゃがいもと粉で作る、団子状のパスタです。

クリームでもトマトソースでも何にでも合います。

作る時は練らずにさくさくとまとめるだけにするのがポイント。

そうでないと、すいとんのようになってしまいます。

またゆでて粗熱を取ってから冷凍保存ができ、いざという時に使うこともできます。

 

アルファベート(Alfabeto)

小さなアルファベット状で非常に可愛らしく、

主にスープに入れたり、離乳食を卒業した赤ちゃんに適しています。

なぜ今回ショートパスタばかりを挙げたかというと、「食べやすい」からです。

わざわざフォークで巻く必要もなし、茹でる時に慌てない、取り分けしやすい、

小さなお子さんでも汚しにくいなど利点が多いのです。

今までグラタンにマカロニを入れるくらいしかなかった方、この機会にいかがでしょうか。

ただし一般的なショートパスタはずんどうな分、

ロングより芯を残さずよく茹でにする方がおいしいので注意して下さい。

 

 


日本でも作れるパスタ料理

パスタ料理のソースについていくつかご紹介します。

 

ノルマ風トマトソース

揚げたナスにトマトソース、カッテージチーズ(本場では塩入りタイプ)を和えた料理です。

ロング、ショート、どちらでも合います。

 

サンロレンツォ、アルフレード

サンロレンツォは先のトルテッリのような餃子型パスタによく合い、

材料はハーブ、バター、粉チーズ、黒こしょうをあたためてかけるだけ。

アルフレードも似たようなもので、粉チーズとパスタをゆでた残り湯を、

きしめん状のフェットゥチーネと素早く混ぜるだけで、生クリームのようなコクが出ます。

どちらもソースといえないような単純さながら、奥深くて優しいおいしさです。

 

ゆで栗のクリームソース

全体的に甘い味でまとまっており、前述の全粒粉パスタがよく合います。

 

 

今回は、イタリアンのパスタの種類と、よく合うソースについてご紹介しました。

今では各国料理の情報やマナー、ハウツーが簡単に得られ、

日本にいながら本場の味を楽しめるようになったとはいえ、

まだまだ「イタリアン食べに行く=スパゲッティ食べに行く」という意識が根強く残っています。

それほどまでに日本に馴染み、魅力があるということです。

愛知県安城市の洋食イタリアンSPACE


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