アヒージョ、近年スペイン料理店以外でも

イタリアンのメニューに見かける位知名度が上がっている料理です。

そんなアヒージョですがそもそもどんな意味の言葉を持ちどんな料理なのでしょうか。

今回、このアヒージョとはどんな料理かを紹介し、

どんな具材がオススメなのかについてまとめました。

この記事を読めばきっとアヒージョについて多くのことがわかるのではないでしょうか。

 

 

アヒージョとはそもそもどんな料理

アヒージョとは様々な具材をニンニクとオリーブオイルで煮込むスペイン発祥の料理です。

スペイン語でニンニク風味、あるいはニンニクが入ったものという意味を持ちます。

その名前の通り料理の主役はニンニクであり、

ニンニクの風味を存分に楽しめる料理として知られています。

イタリアンでもオリーブオイルやニンニクを多用することから、

イタリア料理のお店でも見かけるようになりました。

基本的な作り方としてニンニクをみじん切りやスライスして、

カスエラ（スペイン語で調理なべ）と呼ばれる陶器の入れ物へ入れ、

オリーブオイルやニンニク、鷹の爪、そして調味料として塩を加えて加熱します。

そして、具材を入れて煮込んで完成というシンプルな料理です。

具材によっては、スペインの熟成したワインであるシェリー酒を加えて風味を付けることもあります。

こういった手早くできる調理法であることから、

小皿料理（タパス）としてスペイン南部の家庭料理やバルで目にすることが多い料理です。

ちなみに残ったオイルはパン（バケット）と絡めて食べると非常に美味しいことから、

多くのお店でセットになって出されています。

 

 

アヒージョに合うおすすめの具材を紹介

先ほども触れましたが、材料がイタリアンでも頻繁に利用されるもので作れることから、

最近ではイタリア料理店でも小料理として出されるようになりました。

イタリアワインとも相性が良いため、

そこまで厳格なイタリア料理という形にこだわらなければ十分ありといえます。

そんなアヒージョと相性がいいおすすめの具材は、

タコ、カキ、マッシュルーム、トマト、砂肝です。

タコはアヒージョにすると、

その歯ごたえがとても心地よくアヒージョのニンニクの風味がより旨味を出してくれます。

そんなタコのアヒージョをイタリアの白ワインで楽しむのもおすすめです。

カキもアヒージョにするとよく合います。

イタリアンに楽しむには、

バジルをたっぷり使ったジェノバペーストを加えると一気にカキのうまみが増します。

こちらも白ワインのおつまみに最適です。

マッシュルームも単独でアヒージョにしても十分料理として成り立ちます。

アヒージョの風味とマッシュルームの食感を同時に楽しむことでワインもどんどん進むでしょう。

イタリアンといえばトマト、実はトマトをアヒージョに入れてもよく合います。

切ったトマトよりも小ぶりなトマトやミニトマトを入れて丸ごとオイルで煮込むと、

食べた時に旨味が一気に口の中で広がるのでオススメです。

最後は砂肝、焼き鳥屋さんのイメージですが、実はアヒージョの具材としても適しています。

砂肝の独特の歯ごたえとアヒージョのうまみが合わさり、

得も言われぬ味わいを楽しめるでしょう。

当然砂肝ですからお酒との相性も良く、

イタリアワインと一緒に楽しんでも全く違和感を感じません。

 

 

イタリア料理店でアヒージョを楽しむおすすめの方法

最後にイタリア料理店にアヒージョがあった場合のおすすめの楽しみ方をご紹介します。

それは、ピザが焼き上がるのを待っている間に楽しむ方法です。

ピザは本格的なイタリア料理店ほど、作るのに手間や時間がかかります。

そのためどうしてもお待たせしてしまうことが多いのです。

そんな時、比較的短時間で出せるアヒージョとイタリアワインを注文し、

それらを楽しみながら焼き上がるのを待つというのもおすすめしたい方法です。